CCPケーブル

概要
加入者と市内電話局間の回線に使用されるケーブルです。その用途上、回線数の多いものが要求されるので、着色PE(ポリエチレン)絶縁体による全線心識別式を採用し、接続端子箱への接続作業を容易にしてあり、また屋外で使用されることを考慮して、耐水性や対候性のよいPEシースを用いています。
CCPケーブルには、遮蔽効果や機械的強度の大きいアルミラミネートシースを施したもの、外傷を防ぐために鋼帯外装したものなど多くの種類があります。
特長
- 各線心の識別は、絶縁体の色分けにより容易である。
- 軽量である。
- 可擁性(曲げやすさ)がよい。
- 耐水性、対候性、耐腐食性、耐湿性がよい。
- 使用条件に応じて豊富な種類がある。
構造の概要
CCP-Pケーブル
導体となる軟銅線の上に着色したPEを被覆して絶縁体とし、これを4本(2対)星形カッド撚りします。これが1カッドとなります。5カッドを集合し、着色したプラスチックテープの粗巻きを施してユニット(10対ユニット)を構成します(ただし、10対ケーブルには粗巻きを施さない)。 このユニットを所要数撚り合わせてケーブル心とし、プラスチックテープの押え巻きを施して、その後PEシースを被覆します。
CCP-APケーブル
ケーブル心にラミネートテープを縦添えして巻き、その上にPEを融着させてシースを施します(ラミネートシース)。その他はCCP-Pと同様です。(ただし、400対ケーブルのみは、10対ユニット5個を撚り合わせた50対ユニットにまとめ、それを集合してケーブル心とします)。
CCP_P_SS・CCP-AP-SSケーブル
上記ケーブル心と支持線とを共通シースして、自己支持形としたものです。
カッド、ユニットの識別
カッドはPE絶縁体の色により、またユニットは粗巻きテープの色により識別します。
