地殻活動観測用ケーブル

地殻活動観測用ケーブル

概要

地震動や地熱の観測など、大深度地下での地殻活動を観測するための測定装置と地上部とを結ぶケーブルです。深度3,000m級に対応いたします。

特長

地殻活動を観測するためには、深度3,000m級の地中深くの基盤に達するまでボーリングした観測井の孔底に測定装置を下ろし地殻活動を観測する必要があります。そこで地上と、地中3,000mという高さから吊された観測装置とを結ぶ地殻活動観測用ケーブルには、測定装置と自らの重量を支える強度に加えて、地熱の影響、自然発生ガスの影響、地下水の水圧の影響などに対して、高張力・耐高圧・耐熱性・耐食性といった性能が求められます。

特長1

『水密端末処理』
地下3,000mでは測定装置には地熱や地下水の水圧がかかることから、測定装置は耐圧容器に覆われていますが、当然その耐圧容器とケーブルとの接続部分も高温高圧の熱水中で長時間水密を保ち、しかも敷設・引き上げの際の急激な温度・圧力変化に耐えなければなりません。地殻観測ケーブルの先端には測定装置の健全性を維持するための引留が施されます。

特長2

『光伝送への対応』
測定装置の発達に伴い、最近では電気信号と光信号を同時に伝送できる複合タイプの地殻活動観測用ケーブルなど、観測の目的や測定装置の要求性能に応じたケーブルをご提供いたします。

特長3

『付帯設備・工事』
陸上部においても、地下3,000mという日本アルプスの頂上にもあたる高さから適切に測定装置を目的とする地殻に敷設し、そして引き上げるために、電動ケーブルウインチを中心とした敷設システムや地上部の観測装置の設置を併せて実施いたします。

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